セナの冒険




ドゴオォォン!!



………さっきまで私達が居た場所に、恐竜の頭がめり込んでる……。



恐竜がゆっくりと頭を持ち上げると、地面はまるで隕石が落ちてきたかのようにへこんでいた。



「効かねぇか〜…」



「…さすが、恐竜だもんね」



「キョウリュウ?さっきから何言ってんだ?」



「あ…いや、ううん。何でもない!」



あ、そっか!

恐竜なんてロイドは知らないのか!



不思議そうな顔をしていたロイドは、再び恐竜に顔を向けた。



恐竜は大きな口を開き、光線を私達に向け発射した。



その瞬間にはすでに、ロイドに抱き抱えられ宙にいる。



カズキやアイクも攻撃を仕掛けていたけど、全く効いてない様子で、ロイドも逃げ回りながら攻撃をしているけど、やっぱり何の効果もないみたいだった。



――私、ホントただのお荷物じゃん…。

ダメだな、ほんとに。

私がいたんじゃロイドだって本気出せないじゃん。