セナの冒険







『はぁ…お前な、ゲームとやらじゃないんだぞ?わかってるのか?』





「わかってるわかってる!!だからこんな興奮してんじゃねぇかよ!」





駄目だこりゃ。





フローゼアも呆れ果ててる。





『ん…?お前ら、なんだその格好は?』





「え?パジャマだけど」





『パジャマ!?…あぁそうか、寝てたんだからしかたないか………』





フローゼアはそう言うと、手から淡い光を放った。



その光は段々と形になっていって、最後にはマントらしき布になった。





「な、なにそれ!?魔法!?マントまで作りだすことができるの!?」





「すぅっげ、すっげ〜!!」





『それはさすがに無理がある…。ワープみたいなもので、移動させただけだ』