「私、何時間寝てたんだろ」 大きな窓の外を見ると、外はオレンジに染まっている。 明らかに夕方…。 時計みたいの見ても、変な記号で読めないし。 グ〜〜〜… 「…そういえば昼食べてなかった…。冷蔵庫に食材あるかな?」 いつもロイドが使う大きな冷蔵庫を開けると、たっぷり食材が詰まっている。 「…ロイド、家庭的だなぁ…」 いつ補充してるんだか。 あ、そうだ! 今日は私が夕飯を作ってビックリさせよう! 私ったら素晴らしいわ!! 私はパンッと手を叩き、さっそく作業に取り掛かった。