私が、己に腹違いの弟がいることを知ったのは、
彼が十四、私が十六の秋──。
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細い腕を押さえつけられ、体の上に少年の体重を感じながら胡蝶はもがいた。
自分が何をされようとしているのか、何がどうなってこんなことになっているのか──まったくわからない。
「どうした? 恐ろしいか?」
彼女を組み敷いた少年が冷たく笑った。
「何も理解できていないようだな、無垢な武家のお嬢サマ」
胡蝶を映す、少年のびいどろのような青い瞳の奥に、残忍な炎が揺らめいた。
「キサマはな、これからこの俺に
なぶられ、
辱められ、
犯されて、
玩具にされるんだよ」



