★揺れる心

私は、塾に通い続けて1ヶ月を経とうとしていた。
「女子だけで、ゲームしよ~」
「いいょ~」
さっちゃんのゲームは、何をやるかわからない…
「今回は、『愛してます』ゲームをします」
「ゲームの内容が、分からないよ。」
「ゲームの内容は、至って簡単です★
1.じゃんけんをする
2.負けた人は、勝った人が指名した人に『愛してます』と言うだけ♪」
みんなは、ゲーム大好きいたずら大好きなので、簡単に参加します☆

「では、みんなでじゃんけん大会!!!」
「イェーイ♪」
「さぁいしょは、ぐー
じゃんけんポン!!」
「あぁ~!!柚月の負け!!」私は、負けてしまいました。
「イヤだぁ-」
「まぁ、そんな事言わないで…」
「さっさと、決めてよね!!」
「はい。はい。」
3分後
「決めたよ!」
誰だろぉ?
「せーの!五十嵐佑助!!」「まぢで!?」
いやだぁ~
よりによって、1番関わりたくない人なの!?
「ぢゃぁ、柚月頑張ってね!!」
はぁ~
言ったら、絶対嫌われる…イヤだなぁ
もう、いいや!!
これは、ゲームだから大丈夫だよ!!!!!!!!!!!!!
『愛してます!!』
言ってしまった…
なんて、返ってくるのかな??
「あはは((笑)俺も」
あら…??
乗りがいい???
予想外!!何か、嬉しいな!!
「ヒューヒュー」冷やかすなよ
「柚月だけ、ひどい!!」
そっか…。
沙笶は、佑助が好きだったんだよね!
何か、楽しくなってきたぁ♪♪

私は、沙笶に嫉妬させようと思ったのだ