「・・・・えっ、宏稀の両親って・・・」


「言ってなかったっけ?母親は看護師で
今日は夜勤。
父親はトラックの運転手で一昨日から
明後日までは走りっぱなしで
帰ってこない。
だから妹も今日は彼氏ん家行くって・・・・



ん?二人っきりだ・・・・
うぁぁっ!なんか、ごめん!」

「そうなんだ・・・・・ってえぇっ!」


「あー、まじやべえ。
この前我慢出来なかったのに
出来るわけねぇよー。
俺、勇斗ん家に泊めてもらえるか
聞くわっ!」


「・・・・えっ、やだ!一人ぼっちとか
嫌っ。」


「・・・・・・・・えっ・・・・・」


「・・・ん・・?」


「・・・・・あの、それは、その、
誘ってますか?」


「・・・・・えっ??・・・あ、ち、違うの!
あたし、一人ぼっちとか堪えらんなくて!
どうしよう・・・・・」