「えっ…?じゃああたしも 帰れないの?」 あたしが宏稀に尋ねると 「わかんないけど、連絡してみな。」 宏稀はそう優しく言ってくれた。 あたしはすぐに家に電話した。 やはり電車は動いてないらしく 今日は何処かに泊まれと 言ってきた。 あたしが迷っていると うちに泊まれば?と 宏稀が言ってきた。