宏稀と両想いになってから
早くも1週間がたとうとしていた。


「なぁ、今週末水族館いかねぇ?
親から水族館のチケット貰ったん
だけど、勇斗は部活で行けないっつー
から行こうよ、二人で。」
いつものように塾に行くと
宏稀が声をかけてきた。

「水族館〜?!行く行く!」
あたしは宏稀にそう返事をして
席に着いた。