「美穂〜。」 あたしは お兄ちゃんの声で目覚めた。 「ねぇ、お兄ちゃん、 神咲宏稀って知ってる?」 あたしが尋ねると お兄ちゃんは答えだした。 「あー、神咲宏稀って あれじゃん!あのー・・・」 お兄ちゃんはそこまで 言うと、やっぱ何でもない っていって部屋に行ってしまった。 あたしは必死に宏稀を思い出そうとした 「美穂、飯食いに行くぞ。」 あたしの考えはお兄ちゃんによって 遮断されてしまった。 でも、あたしは やはり、答えが出なかった。