そんな私の変化に、
ユズトくんはすぐに気づいてしまうね。
「母ちゃん、俺とアキ
ちょっと出かけて来るわ。
晩飯の準備とツナとエマ頼むー」
「仕方ないわねぇ。
もぅ、いつまでたっても
恋人気分なんだから〜。
うちを見なさい?
お父さんはお母さんの奴隷よ、奴隷。
アキちゃん、男は顎で使ってやりなさい!」
片腕でグーを力強く突き上げて
もう片方でバイバイって手を振る。
…って、おいおい。
私は別に行くも行かないも言ってないぞ。
そんな視線をユズトくんに向けるも
すでにユズトくんは車に向かっていて
私はお義父さんとツナとエマにも
一声かけておいた。
三人も、
「いってらっしゃーい」
って手を振ってくれた。
「大人しくしてるからお土産お願いね!」
ちゃっかり者のエマ。
いつもこうなんだよね…笑
気付いたらエマに買わされるパターン。
あの子の将来が少し心配だわ…。

