ツナ&エマ〜カレーなる日曜日〜






「ユズトくん、もしかして今日が

結婚記念日って忘れてるのかなって思って。

久しぶりにドレスアップして

びっくりさせたかったの」




「こんな大事な日を忘れるわけないだろ?」




頭にティアラを乗せてやった。

これは結婚式で付けたのと同じやつで、

「思い出に欲しい!」って

アキが言ってたのを思い出して買ったんだ。

これが一つ目のプレゼント。





アキが泣きそうになる。

せっかくのお化粧が崩れないように

アカネちゃんがティッシュを渡してくれた。







「ほら、泣かない泣かない」


「らってぇ〜、嬉しいもん…っ」

「はいはい、惚気はあとにしなさい」





レイちゃんがアキの肩に手を置いて

ユマちゃんがシャンパンの瓶をアキに見せた。




「しゅごっ!豪華〜!」


「なぁんだ、私たちの子供用シャンパンが

霞んじゃいますね〜…」


「あらちょうどいいじゃない!

子供たちに何も準備してなかったの」






みんなでシャンパンを注いだグラスを持ち

ユマちゃんが焼いてくれたショートケーキ

そして結婚式で付けたティアラを

頭に乗せたアキを囲んで

部屋を暗くした。





「せーのっ」


ツナの掛け声で、

みんなでバースデーソングを歌う。












アキの目が潤む。