――終わったはずの物語。

  しかし物語は月曜日も続く。















「ツーナーくーーんっ!!!」



「うげぇっ、なんだよエマ」



いつも俺より一足先に学校に行くエマ。



そのエマが、猛スピードで

走り戻ってきた。





「あわわわわわわわ、あわわ」


「はぁ?」


「にゃ、にゃんか写真が…出回ってる」





写真?






「おっ、噂のツナ君&エマちゃんじゃん」




そこに現れたユウタ。

おはよーってエマに手を振る。

エマはキッと睨みつけて

涙目でまた学校へ足を向けた。






「何?事情さっぱりなんだけど」


「こーれー、説明してくださるぅ?」











そこには。