「た、隊長! 牛乳の賞味期限が 一週間前にきれておりますっ」 うっそーん?! 俺、冷蔵庫チラ見して 牛乳あると思ったから買って来てねぇよ?! 「…いざ…毒味?」 「ツー君、私やるっ」 牛乳好きなエマが、 ハーイと元気よく手を挙げた。 いや、あのね? 君は病人なんだよ? って諭しても 「ツナ君、目の前に大好きな物があって それに飛びつかない人生なんて まったくもってつまらないよ。 そうは思わぬか、そうは」 お前、まじで小学生? なんか俺、エマの兄貴するの 申し訳なく思えてきましたよ…