「ごめんね、ツー君…

ありがとう」






吐いたって言ってもすごく少量だったから

俺でも簡単に片付けられた。





なのにエマはものすごく自己嫌悪してて

落ち込んだまま再び寝に行く。






まぁ、俺だってやっちゃうときあるし。

お互い様なんじゃねぇ?

なんであんな落ち込むんだろ。

やっぱエマは完璧主義者だからか?






しばらくして様子を見に行くと

ちゃんと毛布と布団と洋服の山の中の

中腹あたりに眠っていた。

器用だな、エマ。