「ちゃんと壁の方見てる?!
一瞬でもこっち見たら
本気でキレるからね」
そう言ってシャワーを浴び、
しばらくしてからお風呂に
入ってきた。
無言のお風呂…
というよりも、どっちも
緊張して言葉が出てこない。
「…ごめん」
切り出したのはユマだった。
「せっかくの旅行なのに
体調悪くするし、
…若おかみ相手に嫉妬して。
なんでこう暴走しちゃうかなぁ…」
あ、嫉妬って自分で言っちゃうんだ。
珍しい…ユマが素直だ。
「俺もごめん。
普段ユマに甘えてばっかりだから
今日くらいゆっくりしてもらおうと
思ったんだけど」
俺も素直になろう。
いつもユマに甘えてばっかりだから
今日こそ夫として…下僕として?笑
仕えようじゃないか!

