「ユーマーちゃん?」
「うるさい、話しかけないで」
「ほら、さっき言ってた
アイスとかこんにゃくとか
食べに行こうよ」
「一人で食って来い。
なんなら若おかみと行けば?」
…カッチーン。
これはなくね?
おいおいおいおいおい。
俺、せっかく盛り上げようと
頑張ってたのに。
若おかみさんとの会話だってさ
みんな仲よくハッピーに!
っていう俺の勝手な旅行テーマに
沿ったものだったわけ。
「それはないだろ。
もういい…俺帰るわ。
ユマは一人でゆっくり休んでればいいよ」
俺だって我慢の限界だ。
今の一言がどれだけ最低な言葉で、
ユマが傷ついたか分かったけど、
疎ましく感じて財布からカード出して
テーブルの上において部屋を出た。
後ろから何か聞こえたけど
無視。
実は俺の得意技でもあるんだぜ。
ユマの必殺技には及ばないけど、
俺の必死さ丸出しの「構って」行動。

