「おっしゃあ!
エマ、着込め!」
夏だっていうのに
冬用の毛布と布団を出してきて
寝ているエマにかけてやった。
何か文句が言いたそうだったけど
無視して続行。
それから、着てない洋服とかを
ベッドの上に積み上げた。
「大丈夫か?苦しくない?」
「く…るし…っ」
「そーかそーか!苦しくないか!
そいじゃあお兄ちゃん、コンビニ行って
お粥買って来るからなっ!
お前が好きなゼリーも買ってきてやるよ!
金は昼飯用に父ちゃんが
置いてったやつだから心配すんな!
じゃ、すぐ戻るからなー!」
開き直ったら元気出た!!
待ってろよ妹ちゃん!
お兄ちゃんは頑張るぜ!!

