「おばあちゃん。私、今日家に帰るね」
おばあちゃんは心配してくれた。
私は大丈夫だよって伝えた。
そしたら少しはにかみながら、
「いつでもまた、おいで」
って言ってくれた。
おばあちゃんがいてくれてよかった。
おばあちゃんがいなかったら多分
学校の屋上からダイブしてたかも。
そしたらアキにもユマにも会えなかった。
「いつでもレイちゃんの味方だよ」
最後に言ってくれたこの言葉は
涙が出るくらい嬉しくて、
何度も首を縦に振った。
さぁ、これが一歩。
これが第一歩だよ、レイ。
弱虫レイは、卒業するんだ――。

