それと同時に、
あの憎たらしい両親と
叔父の顔が浮かんできた。
そしたら突然、
お風呂の中の自分の身体が
すごく汚らわしいモノに見えて、
身体の奥から震えが起こった。
必死に頭から存在を消す。
お風呂に頭まで沈めて、
冷たいシャワーを頭からかけた。
ぶんぶん、頭を左右に大きく振り
涙が出そうになる中、
大きく息を吸って、吐いてを繰り返す。
視線の先に見えたのは
毛剃り用の剃刀。
『死にたい』
ふと、出た言葉が
頭の中にこだまする。
剃刀に手を伸ばす。
これから一生、
自分の身体を見るたびに
震える――そんなの、絶対に嫌。
だったらもう
あんな親との関係を絶ちたい。
死んで、楽になりたいよ…。

