「何言ってんの?!」
その呟きに
思わぬ反応があった。
「は?」
私の前に立つ女。
マスクしてて、熱っぽい顔、
病院帰りなのか薬と、学校のバック。
同じW高の、まだ新しい制服を着て、
私をじーっと見ている。
「死ぬなんて、絶対ダメだよ!!」
「…」
「聞こえてます?!」
「…」
「あのっ、死んだって何にもならないよ?
死ぬのは勝手だけど、
私が全力で止めてやるから!
だって止めるのも勝手でしょ?」
ぅわぁ…ウザいのきたぁぁ…。
こういうのはスルーが一番。
そうすりゃ下手なことになんないし
どっか行くっしょ。
…っていう予想に反して
この子は30分くらい
ひたすら話しかけてきた。
それが……アキとの
最初の出会いだったんだ。

