「堤ぃ!!!!!

早く回復しろぉ!!!」

僕の背後で止まっていた青木が双剣ではなく、大剣を両手で握り締めて魔王に向かっていった。

堤は大刀をギリギリでかわしながら再びあの光を掌から流し始める。

「なんであいつらが一緒に来たかはあとで聞かせろよ?

今は全力であいつを倒さないといけねぇから…

奏と理沙は隙を見て攻撃だ!」


回復した水城が指をポキポキいわせながら指示を出す。

青木の光の大剣と魔王の漆黒の大刀がぶつかった刹那、僕と水城は走りだした。


青木の光の刄が魔王の後ろに現われるが、魔王は難なく闇波で相殺。全員がいったんしゃがむことになってしまった。

しかし、そんなチャンスを見逃すほど魔王は甘くなかった。

上段、中段、下段に闇波を飛ばしてきたのだ。

しゃがんでいるため上段、中段は避けれるが、下段は避けるのは不可能。同時に飛んできているために中段をかわしてから、というわけにもいかない。

目の前で青木と堤が吹き飛び、闇波が迫ってくる。

そして…

激痛と共に僕らも仰向けに吹き飛ばされた。