ガキィィィン!!!


魔王の大刀が堤の双剣とぶつかり合い、金属音が響く。


今しかない!!


僕はラストスパートをかけ、一気に魔王を斬り付けた。

同時に残っていた光の刄が魔王に深々と突き刺さる。

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魔王α(Lv.70)
НΡ -5・-30・-30・-30 
         6605/7000

血の呪い発動!

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たったの5!?

これじゃぁ呪いのダメージの方がでかいじゃん!!

どんだけ防御力高いんだよ!!


僕は慌てて魔王から距離を取り、まったく動じていない魔王を見た。

キィィィィン!

堤は簡単に弾かれ、魔王から離れた場所に着地する。

しかし、堤の攻撃はまだ終わりじゃなかった。堤はそのまま魔王に突っ込み、再び大刀とぶつかり合った。

そして、堤は二本の腕を合わせ、光を流し始める。その間にも残りの四本の腕は大刀を押している。

《我に歯向かうとは命知らずが!


闇波!!》

魔王から腰ぐらいの高さに闇波が放たれる。

堤の体力が急激に減り、大刀に押され始めた。

僕はなんとか避け、右手を空に上げた。

既に理沙ちゃんが水城と奏ちゃんの場所に向かっている。回復も任せて大丈夫だ。