「一気にやるぞ!!」
堤が6つの腕に持っている剣を握り締め、天上付近まで飛び上がった。
一歩進むごとに死という重みが足を遅める。
怖い…
怖い…
怖い!!!
死ぬ!!!!!
「はぁはぁはぁはぁはぁはぁ。」
心拍数がさらに上昇し、息が荒くなる。勝てないという感情が手枷となり刀を下げさせ、死ぬという感情が足枷となり足を遅める。
心臓はまるで籠に入れられ、逃げ出そうとしている鳥のように肋骨を激しく叩き、今にも飛び出しそうだ。
怖い、でも…
みんなが死ぬのを見るのはもっと怖い……
僕はしっかり前を見据え、死を見据えた。
やってやる!!!

