すごい…

二人のいきはピッタリあってるし、僕らの攻撃じゃ歯が立たなかったスーパーボーンゴーレムを一撃だなんて…

「青槙!

むちゃぶりすぎるって!

なんだよ作戦Fって!」

え?

「は?

フライのF。
知らなかったんか堤?」

えぇ!?

あれってまさか即席!!?

「知るか!

確かに俺の光が衣みたいに見えるけど、わかるわけないだろ!」

即席みたいだね…

でもよく即席であそこまでできたよね…

やっぱり経験とか、チームワークとかが優れてるんだろうな…

僕は二人から目を反らし、消滅していくスーパーボーンゴーレムを眺めた。

早く行かないと…

僕は無意識のうちに走りだしていた。

背後から慌ててついてくる3人、そして、僕らは城内に走り込んだ。

水城と奏ちゃんはいない、まぁそうだろうね。

城内は西洋風の造りで、埃っぽい赤い絨毯や壁に付けられた鹿の首のせいで不気味な雰囲気が漂っている。


何が出てきても不思議じゃないと、その場にいた全員が感じていた。

「い…行こうぜ…。」

青木の一言で、全員が我に返った。