「あ〜★


そのうちの5つは私が昨日送ったやつだよ〜★

あと電話も★

やっぱり見てなかったんだ〜★」



奏ちゃん…

よくついていけるね…


「すみません…

いつもは私がやってるんですが…


まさかまだ覚えてないとは…」


理沙ちゃんが申し訳なさそうに言う

なるほどね…


まぁ納得だ…

「まぁ携帯も直ったし、そろそろ行くか!?」

水城は神山目指して一人歩いていった

だから…


壊れてたわけじゃないんだけど…


僕と理沙ちゃんは嬉しそうに水城を追う奏ちゃんを見、顔を見合わせてため息を吐いた

そして、2人のあとを追ったのだった


なんか新年早々…


今年一年大丈夫かな…



そんな俊の予感は当たることになる…


古くから数々の伝説の残る神山…


ここで信じられない経験をするのである…


もちろん…


そんなことはこの四人が知るわけもないが…