「大丈夫かい?」

イケメンが爽やかな声で口を開いた。

目はまだ辺りを見渡し警戒しているし、まだ双剣を握っている。

「だ…大丈夫です……」

僕は戸惑いながらも返事をした。

この鼻ピアス、今大切なものを失ったんだよね…

「いや、君じゃないよ。

怪我はないかい?

お腹も空いてるよね?

そうだ!
よかったら俺とお茶しようよ!」

………。

なるほど…。

僕はイケメンを冷たい目で見た。

「青槙!

ナンパすんなよ!

まずは回復させないと…」

背後からもう一人の声が聞こえる。

「ナンパじゃねぇし!

お茶に誘ってるだけだから!」

それってナンパでいいじゃん…

イケメンは話を軽く流し、GGMをいじり、空中からビー玉のようなものを大量に取り出した。

なんだろあれ…食べ物かな?

僕が見ているうちにイケメンはそれを理沙ちゃんの口に押し込んだ。

「アレは回復丸だよ。

緑がНР、青がМРを回復させる。

ほら!」

僕の掌に回復丸が緑と青、3つずつ置かれた。本当にビー玉みたいだ。