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┃ ∞ ┃
┃ 安 ┃
┃ 藤 ┃
┃ 力 逝 ┃
┃ 哉 年 ┃
┃ ノ 17 ┃
┃ 墓 歳 ┃
┃ ┃
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僕は思わず固まってしまった。
なぜなら、墓石に刻まれていた名前は、僕の友達だったからだ。
安藤力哉、みんなのリーダー的存在で、バスケ部のキャプテンだったはず…
なんで……
僕は嫌な予感がして他の墓石を見て回った。
一ノ瀬紘佑、吉良雅也、柴田諒、神宝麗華、妹尾彩、山本未来、みんな僕の友達だ…
大切な、大切な友達だ…
僕は………
「これが君を待ち受けている運命さ…
God GAMEプレイヤーがいる地域は必ず滅びる。
こうさせないためには、ラスボスであるリュウ・ハドイルを倒すしかない…」
僕は不意に聞こえてきた声の主を探した。
まだ幼いこの声は、不思議と確かな気がしたんだ。
まるでGod GAMEの全てを知っているような…

