僕がYESを選択して少しすると、少しずつ周りに色が現われ始めた。

まるで僕を中心にゆっくりと世界が創られていくように…


僕が立っていた場所、そこはボロ屋の前だった。

今にも倒れそうな木製の家屋、でも、どこかで見た気がする…

僕は辺りを見渡した。

辺りは完全に荒れ地だった。草木は全く無く、たまに家がぽつぽつとある感じ…

僕は適当に荒れ地を歩いていった。

不気味な雰囲気だが、城らしい物は一切無い。

あるのは、廃墟寸前のボロ屋が少しと、木の無い山だけ…


人どころか生き物の気配はなく、空気まで死んでるようだ。

やがて僕は学校らしき建造物に辿り着いた。建造物といっても、ほとんど崩れているけどね。

その学校の校庭には普通はないものが並べられていた。

荒削りの石の固まり、お墓だ。

しかも数十個、僕はお墓に近づいてみた。


何かわかるかもしれない。

何の情報もない今、お墓も貴重な情報源なんだ。

僕はゾンビが出て来ないかと半ば怯えながら墓石の前に座った。