穴を通り抜けた時、武本さんは笑っていた。

「一足遅かったな。

儀式は始まった!!」

そう、祭壇の上には、生け贄の巻き物が開いて置かれていたんだ…

「言っておくが、儀式は途中では止められない。

俺達の勝ちだ!!!

ガハハハハハハハハハ!」

間に合わなかった…

あんなに頑張ったのに…

でも、まだできることはある。

僕は、今も笑い続ける武本さんの首目がけて、菊一文字を横に一線した。


管理人
НΡ ○○○○○○○○○○
   ○○○○○○○○○○

ΜΡ ●●●●●○○○○○
   ○○○○○○○○○○


武本さんは、防ごうともしなかった。

この事件の元凶は、笑ったまま消滅し、巻き物に取り込まれていった。

儀式はもう止められない…

もう、ダメなんだ…


何だ?


視界が揺れる…


ピ───────────。



なんだか、この機械音でさえ懐かしい。


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ワープします。

狂島→→→ゴッドワールド

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僕の体を再び衝撃が襲った…