管理人とはいえ、一応はプレイヤー。

頭上の表示が無いのは能力か何かか…

いや、ここはもう現世だから無いのは当然か…

でも、それなら何でダメージがあるんだ?

今僕らは狭間の世界にいるってとこなのかな?


武本さんは、菊一文字を弾くと、僕から距離を取った。


武本さんは…

笑っている……

まさか!

僕はGGMの持ち物をチェックした。

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     アイテム

ΜΡ回復札×54
生け贄の巻き物回復×1

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よかった…

ちゃんとある…


でも、ならなんで笑っているんだ?

僕はダメージを受けていないし…

「君のその虹色の光はGod GAMEの崩壊を進めるみたいだな…

だが、おかげでGGMの機能も狂い始め、譲渡不可の生け贄の巻き物を奪うことができた。

これで、戦うリスクはなくなった!」


しまった!!

生け贄の巻き物は、二つあったんだ!!

僕がジャストブレイクボーナスしたから、戦利品も二倍になって…

武本さんは祭壇の前の床に一枚の札を張りつけた。

札は銀色の光を放ち、天井までとどく壁を作りだした。