「着いたぞ。

ここは、リュウ・ハドイルが儀式のために作った星にある唯一の島、名を狂島という。

現在位置、狂島第0ブロック中心部。

そしてあれが、祭壇だ。」

武本さんは僕の正面を指差した。

とうとう来てしまったか…

あの祭壇を破壊できればなぁ…

狙うとしたら、縄がとかれた瞬間。

そこで確実に決めないといけないんだ。

「さっさと儀式を始めるぞ!」

武本さんの指が縄に触れ、縄が消滅する。


今しかない!!!


「大鎌鼬!!!!」

僕の放った巨大な風の刄は、弓なりに形状変化する。

そして、祭壇へ向かっていった。


刄の大きさ、鋭さは最大級。

これが当たれば、祭壇も壊せる。

しかし、そんなに簡単なモノじゃなかった。

武本さんが大鎌鼬の前に立ちふさがり、素手で大鎌鼬を受けとめたんだ。

でも、こんなの予想通り。

わかっていたことだ!!


こうなった場合、どうするかはもう決めてある!!

僕は腰の菊一文字を一息に抜き、走りだした。

刀は金色に輝き、神々しい。


しかし、菊一文字の刄が、急に虹色に輝き始めた。