「ハハハハハハハハハ!!!
そのまま苦しめ!!
この俺に逆らった報いを受けろ!
青雷!!!」
床にうずくまる僕の頭上でバキバキと音が鳴る。
背中を見せるんじゃない!
やられてしまう!!
「ぐっ…
う"あ"ぁぁぁぁ"ぁ!!」
僕はまだGAME OVERになれないんだ!!
頭を上に向けた時、浅葱色の雷を雷刀に纏わせ、勝ち誇った顔をしている侑弥さんが視界に入った。
浅葱色の雷は、不思議と僕の心を震わせた。
その震えが恐怖からか、それとも気持ちが高まってなのかは分からない。
ただ、僕に…
僕の心に、変化を与えたんだ。
『あぁりゃりゃぁ…
まだこっちに来るのはぁ、早すぎるよぉ…
君は僕らの希望なんだからさぁ!』
敏さん…
僕は無意識のうちにGGMをいじっていた。
一人じゃない…
僕は一人じゃない!!
大地君や敏さん、永瀬さんが心の中にいてくれる!!
バサァ!
《希望、それは時に奇跡を起こす。
また、未来を創る元にもなるものである。》
僕は、浅葱色の羽織を着、金色に輝く菊一文字を握り締めて、侑弥さんと向き合っていた。

