「なかなか鋭いな俊。

やっぱり、こうして正解だった。


俊の言うとおり、複数のプレイヤーを招いたのは、この戦いが仕組まれていることをばれないようにするためだ。

ったく、敵にしておくにはあまりにも惜しいね…

そうだ、生け贄の巻物を使った後、こちら側に着かないか?

良い考えだと思うんだが、どうだ?

わざわざGAME OVERになって大切なモノを失う必要は無いだろ?


な?

仲間になれ。」

侑弥さんの雷刀の力が若干弱くなる。

仲間になれか…


みんなの視線が僕に向いているのが分かる。

このまま戦えば、負ける可能性の方が大きい…

でも、裏切るわけない。

いや…

今なら…

力を抜いている今の侑弥さんなら…

むしろ、今を逃すわけにはいかない!

卑怯だなんて言ってられないんだ!!


「僕はどんなことがあっても、みんなを裏切らない!!!


風刃!!!!!」

僕の腕から風の刄が飛び放ち、侑弥さんを直撃した。

風の刄は侑弥さんを斬り付けマントを切り刻んでいった。