「言っておくが、相澤トキでも、俺には勝てなかった。

敵の数だけ分身が作れる俺に一対一で勝てるとでも思ってんのか?」

王座にいた侑弥さんがケルベロスに雷を放ちながら余裕な表情で言う。

そっか…

本来なら、ラスボスに集団で挑むはずだった…

でも、侑弥さんの能力完全分身のせいで、集団攻撃ができなくなってる。

本体を倒せばって思ったけど、完全分身っていうぐらいだから何かあるはず。

まぁこれは僕の作った仮設にすぎないけどね…


たぶん、完全分身は全て本物…


全員が、目の前の侑弥さんを倒さないといけない!!


いくら強くても、勝ち目がないと思っても、仲間だったとしても…


「僕は…

侑弥さんを信じていた…

いろんな時に助けてくれたし…

でも、あれは管理人側だからできたんだね?

助けてくれたのは、生け贄の巻物を使わせるため…

奪うことができないから、この戦いを仕組み使わないといけない状況を作り出した。

僕一人を呼ばなかったのは、罠だとばれてしまうし、僕の性格上びびって来ない可能性があったからだよね?」

僕は目の前の侑弥さんに語り掛けた。