「ちょっと待て!

青木までそっち側だと言うのか!?


そんなこと…」


「ありえないなんかない!

あんたが認めたくないだけだよ!

この世界では、ありえないことなんか存在しない!!


本物の青木槙也は、とっくに死んでいる。

今いるあいつは、俺の部下が変装しているだけだ。

ちなみに、偽青木は今、矢部理沙と高鳥奏のもとにいる。

俺が命令を下せばいつでもGAME OVERにできる。

俊!

君は僕の言いなりになる他ない!!

完全に俺の作戦勝ちだ!!」



そんな…

侑弥さん…

なんでそんなことを…


「すでに人質は獲得済みって事か…


卑怯な真似を…」


水城は今にも殴りかかりそうだ。

「それと、いくつか教えてやるよ。

魔王の城での幻覚。

あれは、誰の仕業とかじゃねぇ。

ただのトラップだ。

ちなみに、あのトラップにかかり、壁を壊したのはもう一組いる。

それが、この相澤トキと天空寺、すでに死んでいるが、弓削優の三人だ。」

侑弥さんは雷刀を肩にかけ、語り始めた。