「俊!

任せるしかねぇよ!

俺達は先に進むしか道はねぇんだ!

おい眼鏡!!

ぜってぇ後で来いよ!!」

水城は直之君の肩を掴んだ。

置いていくしかないのかな?


「ギガ本気でやるんで大丈夫!

巻き込まれないうちに早く!!」


直之君が、片手で眼鏡を押し上げ、深く深呼吸をする。


直之君…

ありがとう……

本当にありがとう……


僕は、走ってアルテミスの横を抜いていった。


すぐ前に廣瀬副隊長、後ろには水城がいる。

絶対に追い掛けてきてね…

待ってるから……


「見ろ、扉だ。

あそこがボスがいる部屋だろ。

一気に入るから着いてこい。」

廣瀬副隊長が巨大鎌を肩にかけながら扉に手をかけた。


今はクリアするのが先だよね。

切り替えなくちゃ…


「それと、一つだけ教えてやろう。

天空寺は、なぜこれが一連の事件だと知っている?

ゼウスの話は聞いていないんだろ?

そうだろうな。

つまり、天空寺は敵だ。

サタンと八百長をやっているが、そのうち本性を現すさ。

じゃぁ、いくぞ!!!」

廣瀬副隊長が扉を開いた。