「まだじゃ!!

前にまだ…

ぐあぁぁぁぁ!!」


前方から、多くの矢が飛んできて、一番前にいた岩谷さんに突き刺さる。

まだ前にいたんだ!!


僕は岩谷さんのНΡを確認した。


0だった…


《ごめんなさいねお爺ちゃん。

一つぐらいは外してあげるつもりだったんだけど…

手が滑っちゃった。

私はアルテミス。

狩猟の神よ。

せっかくだから教えてあげるけど、武器は弓だけ》

教えたところで特に支障はないってことか…


「み、みなさんは先に行ってください。

こ、ここは僕が!!」

岩谷さんの消えた後に直之君が前に出た。

手には、サブマシンガンが握られている。

「おまえじゃ無理だ…

俺が…」

「アルテミスは弓矢の腕がギガ高す!!

マジシャン系ならまだしも、ファイター系では、近づくことすらメガ不可能す。

今この場にいるのは、ファイター二人にパラディン一人、ガンナー一人…

僕が行かなくて誰がいけるんすか!」

直之君は顔を真っ赤にしていた。

かなり必死な表情だ。


本気なんだ…


「俊君!早く行け!

この一連の事件に終止符を打つんだ!」

背後から天空寺さんから声も届く。