考えれば考えるほど、天空寺さんは謎が多い。

いや、怪しむべき点が多いと言ったほうがいいのかな?


まだ、心を再び開くのは止めておいたほうが良い気がする。


僕は、そんなことを考えながら、ひたすら走り、直之君がいる扉に走り込んだ。

明るいところに出ると、お面を被ってるって分かりやすい。

目の周りが暗いからね。

僕は、そのお面を外した。

コレが無かったら、僕は間違いなくすぐに標的にされ、GAME OVERだっただろう。

僕は、お面を見た。

あの時と変わらず、骸骨のお面だ。

コレを手にしたときは、使うときなんてこないって思ってたのにな…

いや、まさか自分がこんな戦争に参加して、しかも最前線で戦うなんて…

あのころはまだ気楽だったよ…


魔王の城クエストなんて…


今に比べれば全然簡単だった…

「あの骸骨野郎からそれ貰っといてよかったな。

役に立つとは思わなかったぜ。」

水城も魔王の城クエストを思い出しているんだろう。

そこで僕は、もう一つの記憶を思い出した。

城に侵入して、魔王の間に入る前、水城が壁を扉と勘違いして殴り付けた事がある。


あれは、間違いなく幻か何かだったんだ…

あれもまだ解明されてない謎なんだ…