《ニ体の死神か…
こざかしい真似をしおって!!
ぬおぉぉぉぉ!!》
サタンは僕らを見てどっちが僕か分からなかったのか、掌を先に走りだした廣瀬副隊長に向けた。
「衝撃波だ…
高さは床から1.5メートル。
しゃがめ!!!」
廣瀬副隊長が急に体を伏せ、僕もそれを真似する。
頭上を何かが飛んでいき、背後のエレベーターが大破する。
そうか、廣瀬副隊長の能力は相手の心を読む能力。
どこに攻撃が来るかわかっていたら、避けれるんだ!!!
「久しぶり!!
今度は倒してやるよ!!」
そろそろニ発目の衝撃波が来るという時、僕らの頭上を黒い翼を生やした天空寺さんが飛んでいった。
「ダメだ。
あの天空寺の心は完全に閉ざされている。
何をする気かわからない。
走るぞ!!」
廣瀬副隊長は、再び走り始めた。
僕は、その後に続きながら、考えた。
天空寺さんは何で、あんなに早くサタンが来たってわかったのか。
辺りは暗かったから誰という特定は不可能に近かったのに…
僕を狙っているとすぐにわかったし…
それに、僕のこのお面。
何で、持ってることがわかったんだろう。

