結局、誰かがエレベーターに乗ってくることはなかった。

誰もクリアできなかったんだ…

宝探しクエストで、一人まだいたけど、エレベーターが呼び戻されることもなければ、連絡もつかない。

ダメだったと思うのが自然だろう…

精鋭部隊で唯一生き残りになってしまった…


それで今僕はエレベーターから出て、広いホールにいる。


ただし、あたりは闇一色。

本当に一切何も見えない。

やっぱり一度戻ったほうがいいのかな?

援軍を呼んだほうが良い気もする。


「戻れるわけがないだろ…

あのエレベーターは一階には止まらない。

今ここにいるメンバーで行くしかない。」

「そういうわけじゃ…

他の連中は連れてこれんかった。」

「ギガ恐怖!

でも助かってテラ感激!

いや、助かってないか…」

「俊!

無事でよかった!!

また一緒に戦おうぜ!!」

「少ない気もするが、なんとかなるかな?

とりあえず明かりがほしいぜ。」

いきなり何人もの声が辺りから聞こえてきた。


聞いたことのある声ばかりだけど、誰かまでは特定できない人もいたんだ。