でも、オールの方も本気を出してきた。
回転している刄を手で受け止め、青木隊長に投げ返してきたの。
青木隊長は手を一振りして光の刄を全て消すと、今度は光の薙刀を取り出した。
接近戦にする気だ!
「隊長!
うちらも…」
「おまえらは早く逃げろ!
こいつはおまえらの手におえない!」
向山副隊長の言葉は青木隊長に掻き消され、青木隊長は再び腕を刄に変えて襲い掛かってくるオールに斬り掛かっていった。
薙刀で斬るかと思えば、別に造り出した光の刄で背後から攻撃する。
私には、何もできないのかな?
遠距離からの銃撃なら良い気がするけど…
「ファイアボール★」
え?
高鳥先輩??
横を向くと、私の横にいた高鳥先輩が、火の玉を放った瞬間だった。
火の玉は私達の視線を引き付け、青木隊長の後頭部辺りを目指して飛んでいった。
「黙って見てるなんて私にはできないよ★
だって、私は水城の彼女だもん★
水城が必死でどこかで戦っているのに、私だけ安全にいるなんてできない!」
高鳥先輩は、笑顔でそう言った。

