「やばいよ…

実は、許可なんて貰ってないの…


うちらだって副隊長なのに、護衛部隊に所属なんて…」

「おい堤!!


何で女性に出陣許可を出してんだよ!

しかも俺に相談もせずに!!

え?

出してない?


あ…えっと………

つまり…」

青木隊長の目線がこっちに向く。

「こんな時、どうすればいいんですか?」

私は三人に聞いた。

すでに電話をきった青木隊長は、一歩一歩歩み寄ってくる。


「あのね〜★

私に良いアイデアがあるよ★」

高鳥先輩が、急に前に出る。

言い訳してくれるのかな?


辺りの空気が変わり、沈黙が続く。

そして…

《獲物発見!

しかも女ばっかりじゃん!!

殺戮だ!!!》


「逃げろ!!!!!!!!」


世界は一瞬にして破壊された…

いきなり現われたそいつは、血まみれで、異様な殺気を放っている。


そして…

そいつは、両腕を空に掲げた。

《名前はオール。


君達を惨殺するものだ!!》


私の前には、青木隊長がいた。

死ぬ。

今までで一番そう思った瞬間だった。