《しかも、リュウ・ハドイルがかけられた封印は、そう簡単には解除できない。

よって、急遽ラスボスの座を変えることにしたのだ。

ラスボスの座についたのは、おぬし等と同じ人間。

名前は、確か…

帝王と名乗っておった。

管理人は、リュウ・ハドイルの目論んでいた儀式を続行するつもりだ。

つまり、プレイヤーを全滅させ、魂を祭壇に…》


ゼウスは一旦話を切った。


普通は信じないだろう。

でも、これだけ普通じゃないことばかり起きてるんだ。

パラレルワールドの事だって納得いく。

「じゃったら、その祭壇を壊しゃぁ良いんじゃないんか?

そうすりゃぁ生け贄とか儀式は出きんようになる。

どうじゃ?」


岩本隊長が鎌を下ろしながら聞いた。

ゼウスは敵ではない。

それがよくわかったから、鎌の必要が無くなったんだ。


《リュウ・ハドイルは、祭壇を現実の世界に置いている。

一度パラレルワールドに入った者は現実の世界には戻れない。


破壊は不可能だ。

ついでに言うと、God GAMEとSorceryGameを合わせても、生け贄は足りない。

つまり…》


「もう一つ、GAMEをする気っすか…」


光輝さんが、ゼウスの言葉に続いた。