「ヒャハハハハハハハハハ!

この生死の瀬戸際感たまんねぇな!

いいスリルを味わえたぜ!」

「生きてる!!

ギガント奇跡!

テラ嬉しす!」


頭を抱えて丸まっていた直之君がようやく起き上がる。

逆に、芝村さんは楽しくて仕方ないみたいだ。

まぁ、あの揺れに耐えれなかったのは僕と直之君だけだけどね。

《抹殺セヨ。

コレ以上前ニ進マセルナ。》

前方から機械的な声が戦場に低く響く。

「右腕の銃に気を付けて!

頭を飛ばしても意味ないから、ボディを狙って!」

僕は菊一文字に手をかけた。


「さすが経験者じゃな!

攻撃手段はあの腕しかないんか?」

僕は岩本隊長の問いに軽く頷くと、菊一文字を抜いた。

「わしが腕を切り落とすけん。

始末は任せたけぇな!!」

岩本隊長が刃渡り2メートルはあるであろう刀を取り出し、ロボットに斬り掛かる。

同時に、僕の抜いた菊一文字が熱を帯び、炎が纏う。

僕だって、みんなの力になれるんだ!

赤い刄…

僕は、菊一文字を横に振った。