─────水城目線─────


今俺達の前には、始皇帝と名乗る男が立っている。

俺からしてみれば、その背後に聳える壁のほうが問題なんだがな…


あいつを倒したら壁も消えるんならいいんだけどな…

「俺に任せろ!

最高のウォーターアートを見せてやるよ!」

俺達の前にいた金髪の男が前に出た。

確かこいつは、戦闘班隊長の坂谷剛(サカタニツヨシ)。

プランAで、なんかするって言っていたやつだ。

管理人の野郎が奇襲なんてしたから、何もできないまま終わったけどな。


まぁここは、隊長と呼ばれる男のお手並み拝見とするか…


「行くぞ!!!


大津波!!」

隊長が地面に手を叩きつけ、叫んだ。


地面から前に聳える壁よりも高い水の壁が現われ、始皇帝に襲い掛かる。

途中で、津波の前側が槍のように突起し始める。

あんなのにやられたら、身体中穴だらけだろうな…


《ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!》




始皇帝は何かバリアのようなものを瞬時に張るが、それもすぐに破壊され、水に飲まれた。

始皇帝のНΡが見る見るうちに減っていき、数秒後には消滅していた。

隊長…強いじゃねぇか……