僕の掌から放たれた突風は、霧を吹き飛ばし、死神と直之君が視界に入ってくる。


《自信、その力は、人を前進させる。

また、勇気を持たせ、情熱という名の決して消えない炎を与えるなり。》

再び声が聞こえ、菊一文字の刀身が紅蓮の炎に包まれる。


勝てる!!!

僕は、熱気を放つ刀を構え、死神の構えている鎌を見た。


大丈夫だ。


僕は、自分から死神に斬り掛かった。

頭上まで振りかぶった刄を、力一杯に振り下ろす。

再び鎌と刀が金属音を奏でるが、菊一文字を覆っていた炎が火の玉となって舞い、死神のローブへと引火する。


今だ!!!


僕は、一瞬隙を見せた死神の鎌を蹴り上げ、そのまま死神を蹴り付けた。

さらに、怯んだ死神に直之君のレーザーガンが貫通しまくり、НΡを見る見るうちに削っていく。

「風刃!!」

最後の攻撃がヒットし、死神は地面に刺さった鎌と共に消滅していった。

そして、僕は菊一文字を鞘に納め、ΜΡとНΡを回復した。


「ギガ強い!

さすが神々の世界経験者!

ギガ尊敬!」

僕は、直之君と一緒に、ひたすら前に進んだ。