まるで地獄へ連れ去ろうとしているかのように腕は獲物を探し、捕まりしだい道へ引きずり込む。
道自体が沼のように海賊を飲み込んでいるようだ。
したがって、海賊達の真ん中に細い抜け道が作られた。
「ヒャハハハハハハハハ!!
ついてこい!!」
芝村さんが悪魔の道を進むにつれて、悪魔の道は消え始める。
そのすぐあとを僕らは追った。
もちろん進むにつれて海賊たちが襲い掛かってくるが、直之さんが最後尾から援護射撃をしてくれるため、海賊達のНΡは見る見るうちに減っていく。
かなり無理矢理な突破だけど、今はそんなこと言ってられない。
僕自身、海賊の攻撃をかわすのに必死だし、自分の身は自分で護らなきゃすぐダメージを受けてしまう。
気を抜くことは、GAME OVERに直結するんだ。
僕は血濡れの刀で海賊を斬り付けながら前に進んだ。
ちなみに血濡れの刀の能力は改訂され、1分毎にНΡが1減少するという事になってしまった。
まぁ時間差で追加攻撃ができる武器って珍しいらしいから、貴重らしいんだけどね。
僕は、頭上に海賊と赤字で印されている海賊の腕を斬り付け、НΡが削られているのを確認し、また前に進んでいった。

