「ヒャハハハハハハハハ!!

おもしれぇ!!

やっちまえ!!!」

芝村さんが黒ずんだ手と真っ赤な爪を舌で舐めながら二人を煽る。


「やめたほうが…

ギガ狂気…

メガやばす…

直ちにメガ立ち去りたいであります…」


「やめとけぇよ!

これ以上続けるんじゃったらか、わしが力ずくで対処するけぇな。」

岩本隊長の言葉には、殺気が込められていた。

争いは収まり、辺りは急激に静かになる。

開始まであと3分…

もうすぐだ…

僕らより少し後ろ、城下町と戦場の境には、前に戦闘班、後ろに護衛班がいる。

全員が、数秒おきにGGMを確認している。


もう少しであと2分…


そして、デジタル時計がラスト2分になった刹那。

僕らの目の前で爆音が鳴り、殺気がばらまかれた。


《殺れ!野郎共!!!》


砂塵がまだ舞っている中、砂塵の中から剣や斧を手に持った海賊達が襲い掛かってきた。

そう、管理人側は時間を守らず奇襲をかけてきたんだ。