青木隊長…


僕は、青木隊長の言葉を胸に焼け付けた。

最初会ったとき、印象は正直よくはなかった。でも、青木隊長も堤隊長も、人の上に立つことができる器を持っている。


誰もをついていきたいと思わせるような魅力を持っているんだ。


《戦闘班を希望する奴は俺に着いてこい!!

ただし、男限定だ!!

女性の皆さん、まだ高校生にもなってないみんなは、護衛班にいけ!

他にも、罠系の能力者や、護衛班がいいという奴は、俊紀のとこに行くんだ!》



青木隊長がマイクを使い、召集をかける。

戦闘か護衛か…

もし戦闘に行けば、理沙ちゃんや奏ちゃんとは別々になるだろう。


でも…

勝つためには攻めないと!!!

僕は、水城の腕を掴み、一言だけ発した。


「行こう!」


「当たり前だ!!

護衛班には一体もやんねぇよ!!

俺達二人で全滅させてやろうじゃねぇか!」

水城は、軽く笑い、理沙ちゃんと奏ちゃんの方に振り返った。

「ぜってぇ生き残れ!」


水城はそれだけ言うと、青木隊長の方に走りだした。

僕は、心配そうな表情を浮かべている理沙ちゃんに引きつった笑顔を見せ、大丈夫と頷いて、水城を追った。