少し時間が経った頃、会議が開始された。
勧誘部隊の会議ホールで、勧誘部隊員約5万人全員を動員している。
《まず、全体への連絡だ。
侑弥と情報部隊の賢一がやられた。
他にも、200人以上の仲間がやられた。
全員の冥福を祈って…黙祷…》
堤隊長が目を閉じ、下を向く。
僕らもそれにならい、一分間の黙祷を捧げた。
一分後、僕らは頭を上げ、二人が話し始めるのを待った。
青木が、いや、青木隊長が、マイクを手に持ち、スイッチを入れる。
一瞬の沈黙…
《みんな…
おかえり……》
青木隊長の言葉には、不思議な温かみがあった。
別に、格段いい事を言ったわけじゃない。
それでも、どこか落ち着くんだ。
これが、隊長格の器なのかな?
《これから、戦争が始まる。
俺たち勧誘部隊も、リーダー護衛班と戦闘班の半分に別れる事になった。
戦闘班は、実際に戦場に出て、敵と戦う。
そこで倒しきれなかった敵を、護衛班が倒す。
ちなみに、俺は戦場に行く。
俊紀は護衛班で、ここに残る。
各自、希望を出してくれ。
それと、最後に一言…
生き残れ!!!!!》
青木隊長は、マイクを下ろした。

